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スポーツ時に歯を外傷から守るための方法はありますか?

 サンスター(株)が行った調査で、「実業団メンバーに聞く、スポーツ選手の歯と健康」によると、スポーツ選手の5人に1人は、スポーツ傷害により歯を失っています。さらに、口唇や舌の裂傷も日常的にみられるようです。
 スポーツ時における外傷や傷害は、スポーツ本来の目的である「健康の維持、増進」や「体力の向上」に反するものであり、その予防対策は極めて重要なことです。
 とくに顎口腔(がくこうくう)領域のスポーツ外傷はその発生率が高く、口腔内外の軟組織の損傷、歯の破折や脱臼、顎骨骨折など口腔の機能低下や外観不良を引き起こすことがあります。また、運動機能の未熟な小児では、転倒や衝突などの事故による歯の外傷が多発しています。
 これらの安全対策として、マウスガードの装着が現在注目されています。これはボクシングの試合においてボクサーが口の中に入れているマウスピースとしてその存在が以前から知られているものです。
 海外では、(日本でも)アメリカンフットボールなどコンタクトスポーツの一部には現在マウスガードの装着が義務化されています。
 自己修復機能がない特殊な器官である歯や、その周囲組織の損傷を予防するためにもマウスガードの装着が望まれます。

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